企業の健康経営を支援する管理ソリューション「MUBYO」をリリース
~従業員の睡眠・健康データを総合管理~

2024年7月16日
リアライズ・イノベーションズ株式会社


リアライズ・イノベーションズ株式会社(以下、当社)は、ウェアラブルデバイスおよびスマートフォンを通じて取得した従業員の睡眠・健康に関するデータを企業が総合的に管理できるシステム「MUBYO」を開発し、提供を開始いたしました。


企業が健康経営を推進する中で、従業員の健康状態を継続的に把握し、管理するニーズが高まっています。「MUBYO」は、これらのニーズに応えるため、従業員の健康データを総合的に管理し、企業の健康経営を支援する目的で開発されました。また、「MUBYO」というサービス名称は、従業員の健康管理を通じて「無病息災」(病気をすることなく健康で元気に暮らすこと)を実現していく願いを込めて名付けられました。

 

本システムは、スマートリングやその他のウェアラブルデバイスおよびスマートフォンを通じて取得した睡眠やバイタルデータその他の健康データを一元化し、従業員の健康管理を効率化します。歩数、心拍数、心拍変動、皮膚表面温度、睡眠時間、睡眠段階などのデータを高精度に計測・管理し、健康状態を詳細に可視化するとともに、多角的な分析が可能です。これまで各種のヘルスケアサービスは利用者が自ら計測結果を確認することしかできませんでしたが、本システムは従業員に対して企業アカウントへの参加を依頼し、ログインすることで各ヘルスケアサービスのデータをAPI連携にて取得し、企業が一元管理することを実現しています。



本システムは以下の特徴を持っています。

 

多様なデバイス対応:スマートリングなどの ウェアラブルデバイスとの連携もしくはスマートフォンアプリのみのいずれでも対応可能です。初期対応デバイスとしてスマートリング「SOXAI」(https://soxai.co.jp/)とアプリによる睡眠計測ソリューション「Asleep」(https://realize-innovations.jp/press/20231106/)をサポートします。これにより従業員は日常生活で負担なく使用できるため、企業側も継続的なデータ確認と適切なサポートが実現可能になります。

 

データ管理の一元化: 複数のデバイスで取得した従業員のヘルスケアデータを統合して管理できます。個人情報を伏せた形でデータを確認・管理する方法も備えており、プライバシーの保護に配慮しながらデータの閲覧と管理が可能です。

 

データの分析: 時系列グラフでの傾向の確認や、分析期間を自由に設定することで、部門や会社全体の健康トレンドを把握できます。また、健康リスクのある従業員を特定し、迅速な対応を可能にします。



以上の特徴を持つ「MUBYO」は、従業員の健康管理を担当する人事・健康経営推進担当者や、企業の健康経営戦略を強化したい経営者に最適です。従業員の健康データを包括的に管理し、効率的な健康管理を実現することで、企業全体の健康促進および生産性の向上に寄与します。

 

今後、「MUBYO」ではさらに多くのデバイスやサービスとの連携を予定しています。加えて、歩数や睡眠状態のデータからメンタルヘルスの状態を評価する機能を追加する予定です。さらに、従業員の健康データを活用し、生成AIによるデジタルコーチングを通じて行動変容を促進する機能も導入予定です。これらの拡張により、企業の健康経営の取り組みをより一層効果的に推進してまいります。