ソリューション紹介インタラクティブサイネージ「 AR MIRROR 」

BACKGROUND
背景/課題

現代の消費者の価値観が、モノの消費や所有から体験重視へと移行しています。特に、消費者が直接参加し体験できるコンテンツが求められています。従来のデジタルサイネージによる情報発信は、単に視聴するだけで、ブランドや商品の世界観を深く体験したり没入したりすることができませんでした。さらに、これまでの一方向型メディアはSNSなどとの連携が困難で、消費者とのエンゲージメントやコンバージョン率の向上が課題となっていました。このような変化に対応し、より双方向的で体験型のコンテンツやメディア戦略が必要とされています。

Implementation items
用途/事例

日本最大級のK-POP音楽祭「Kstyle PARTY」のアフターパーティーで、当社のARミラー技術が革新的なフォトブースとして採用されました。このフォトブースでは、アーティストやゲストが参加するフォトコールにおいて、「Kstyle PARTY」のブランドイメージに合わせたインタラクティブな3D動画を参加者自身が撮影できます。この新しいサイネージサービスは、従来の静的なフォトブースとは異なり、動的で魅力的な体験を提供し、参加者から高い評価を得ました。さらに、撮影後の動画は簡単にSNSなどにシェアできる機能も備えており、イベントの盛り上がりやブランドの世界観をオンライン上でも広げることができます。この革新的なARミラー技術は、参加型コンテンツとSNS連携を実現し、現代の消費者ニーズに応える新しい形のエンターテインメント体験を提供しています。

Technical features
技術的な特長

この最新のARサイネージ技術は、視聴者の動きや距離に応じて演出を動的に変化させ、3D空間内にコンテンツを配置することで、立体的で没入感のある体験を提供します。センサーと連携し、ブランドアイコンや商品を3D空間に表示する機能も備えており、バーチャルフィッティングにも活用できます。様々な種類のデジタルサイネージに簡単に導入できるパッケージ化されたソリューションとなっており、既存のシステムも容易にアップグレードできます。従来の一方向型サイネージとは異なり、この技術はインタラクティブで魅力的な体験を可能にし、ブランドとの深い関わりを生み出す潜在力を持っています。これにより、視聴者とブランドとの間により強力な結びつきを創出し、効果的なマーケティングツールとして機能することが期待できます。