ソリューション紹介観客参加型空間演出「SPARC」

BACKGROUND
背景/課題

現代の消費者が重要視する価値は消費や所有から体験へと変化をしてきています。具体的には鑑賞者が直接参加し、体験することができるような空間演出やコンテンツが望まれています。また、インバウンドによる訪日外国人の急増、推し活やファンダムにみられる強固なコミュニティの形成につながるようなロケーションべースのサービスも非常に人気があります。これらを実現するには大掛かりな演出装置などのハードウエアやコミュニティのための特別な仕掛けが必要でした。

Implementation items
用途/事例

日産スタジアムで開催されたロックバンドUVERworldの14万人規模の音楽ライブで、観客参加型の空間演出を実施しました。音楽ライブの参加者が、自身のスマートフォンで15文字以内のメッセージを送ると、数万人分のメッセージがスタジアムの空間に浮かび上がりスタジアム全体を彩りました。また、スタジアムの空間に浮かんだメッセージが、最終的にステージ上の空間に集まり、UVERworldのロゴとなる演出が行われました。この演出によって、スタジアムに集まった観客の想いや熱量を可視化して共感体験を生み出すことに成功しました。

Technical features
技術的な特長

スマートフォンなどのカメラの情報を基に位置情報を数センチ単位で検出するVPS (Visual Positioning System)技術は、AR体験において精度の高さが特徴。観客のスマートフォンの位置とカメラの向きを判別できるため現実世界とCGが より自然に融合した『AR体験』を実現しました。事前に建物などをスキャンすることで、柔軟かつ高速に高精度なAR体験を提供することを可能にしました。また、この観客参加型の空間演出のシステムは、観客が簡単に体験できるように全てブラウザベースで構築し、大量のアクセスを想定した設計になっているため、拡張性もあります。 街やスタジアムなどの公共空間で、多くの人がそれぞれの想いを可視化して共有する試みは大規模なスポーツイベントや商業施設のイベントなどさまざまな場面での活用が期待されています。



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