BACKGROUND
背景／課題

ビッグデータという言葉が頻繁に聞かれるようになっているが、スマートフォンなどから得られる膨大なデータからノイズや外れ値を除去し、人間が理解できるレベルまで意味づけを行うことが非常に困難である状況は大きく変わっていない。Sentiance社の技術により、SDKを組み込むだけで必要なデータ収集からデータ解析・AIによる予測モデル構築までを実現でき、自社アプリの可能性を飛躍的に高めることができる。

Implementation items
実施事項

SentianceのSDKが組み込まれたアプリをインストールしているユーザの現在位置や行動をトラッキングすることで、その人の生活習慣および行動意図の理解や、次に行う可能性の高い行動の予測が可能となる。また自動車運転時にはブレーキやアクセルなど詳細な運転挙動を検知することもできる。自社顧客に対するマーケティングや広告の用途はもちろんのこと、行動連動型保険やコネクティッドカー内のインフォテイメントの最適化など、幅広い領域での活用が期待される。

Technical features
技術的な特長

Sentiance社のデータ解析は、SDKを通じて集めたスマートフォンのセンサーデータ（GPS、ジャイロセンサー、加速度計）のみを使って行われている。従来、運転挙動については高額な専用機器を使って計測されていたが、より簡単にデータ取得ができるため、広くスピーディーなサービス展開が実現できる。また行動解析については従来OS提供者しか持ち得なかったレベルの情報を各社が収集し、自社顧客の分析、メリット提供のために活用することが可能となる。